2006年07月30日

スペースアドベンチャー社

ISS.jpgスペースアドベンチャー社が、宇宙旅行を現実のビジネスにしています。日本の大手旅行代理店JTBもSA社と契約し、この事業に参入。

スペース・アドベンチャーズは、記者会見で「DSEアルファ計画」と銘打ったミッション、初めての「民間人月世界旅行」(月の裏側への飛行)を発売すると発表しました。iss_l.gif

「DSEアルファ計画」は、ディープ・スペース・エクスペディション(DSE):深宇宙探査プログラムの最初の企画であり、ロシア連邦宇宙局(FSA)およびロケット宇宙公社エネルギア(RSCエネルギア)との長年にわたるパートナーシップによって可能になったもの。

38万kmのかなたに浮かぶ月への有人飛行は、米アポロ計画以来ずっと絶えていましたが、いよいよ民間宇宙旅行会社の力で再開されようとしています。

このミッションは堅牢確実な宇宙船ソユーズを利用し、ロシアの宇宙飛行士が操縦、地球の低軌道でアッパーステージ・ブースター(月へ行く際に使うロケット)に直接ドッキングを行う方法(1)と、国際宇宙ステーション(ISS)に数日滞在した後に月ロケットへのアッパーステージ・ドッキングを行う方法(2)が検討中です。月までの道のりは片道約3日間、月の裏側を飛行し地球に帰還します。
前者の場合の旅行期間は8〜9日間、後者の場合は9〜21日間となる予定です。

必要な研究開発や宇宙船の改装、試験飛行の後、早ければ 2008年にも打ち上げられる予定で、2人分の旅行者搭乗が可能であり、各1億米ドル(約120億円)で発売されます。
すでに世界では真剣な興味を示している、数名の見込み客の方がおります。

「将来のDSEミッションには、月軌道や月面ミッションも含まれる。スペース・アドベンチャーズは今後も、これまでの技術とインフラを基盤にして、民間人宇宙旅行の機会を提供していく。DSEアルファの後続のミッションは、最終的には月面着陸に到るだろう」とアンダーソン社長は語りました
(写真と記事は、http://www.spaceadventures.jp/web/lunar.htmlサイトより引用)





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2006年07月27日

携帯から

HI350487.jpg投稿
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2006年07月22日

携帯から

三ツ境にて.jpg携帯からの投稿確認
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2006年07月04日

ごんぎつね

 台風この「ごんぎつね」は私の大好きな絵本です。いつも深い感動を与えてくれます。その感動にLOHASし、http://www2.saga-ed.jp/school/edq12804/hirano-el/gongitune.htmlサイトより全文引用。
黒井健「ごんぎつね」黒井健「ごんぎつね」新美南吉

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Э「ごんぎつね」
新美 南吉 (にいみ なんきち) 作  かすや 昌宏 (まさひろ)絵

 これは、わたしが小さいときに、村の茂平(もへい)というおじいさんから聞いたお話です。
 昔は、わたしたちの村の近くの中山(なかやま)という所に、小さなおしろがあって、中山様というおとの様がおられたそうです。
 その中山から少しはなれた山の中に、「ごんぎつね」というきつねがいました。ごんは、ひとりぼっちの小ぎつねで、しだのいっぱいしげった森の中に、あなをほって住んでいました。そして、夜でも昼でも、辺りの村へ出てきて、いたずらばかりしました。畑へ入っていもをほり散らしたり、菜種がらのほしてあるのへ火をつけたり、百姓(ひゃくしょう)家のうら手につるしてあるとんがらし(とうがらし)をむしり取っていったり、いろんなことをしました。
ワークシート1(前半)へ  みんなの感想
 ある秋のことでした。二、三日雨がふり続いたその間、ごんは、外へも出られなくて、あなの中にしゃがんでいました。
 雨が上がると、ほっとしてあなからはい出ました。空はからっと晴れていて、もずの声がキンキンひびいていました。
 ごんは、村の小川のつつみまで出てきました。辺りのすすきのほには、まだ雨のしずくが光っていました。川には、いつもは水が少ないのですが、三日もの雨で、水がどっとましていました。ただのときは水につかることのない、川べりのすすきやはぎのかぶが、黄色くにごった水に横だおしになって、もまれています。ごんは、川下の方へとぬかるみ道を歩いていきました。
 ふと見ると、川の中に人がいて、何かやっています。ごんは、見つからないように、そうっと草の深い所へ歩きよって、そこからじっとのぞいてみました。
 「兵十だな。」と、ごんは思いました。兵十は、ぼろぼろの黒い着物をまくし上げて、こしのところまで水にひたりながら、魚をとるはりきりというあみをゆすぶっていました。はちまきをした顔の横っちょうに、円いはぎの葉が一枚、大きなほくろみたいにへばり付いていました。
 しばらくすると、兵十は、はりきりあみのいちばん後ろのふくろのようになったところを、水の中から持ち上げました。その中には、しばの根や、草の葉や、くさった木切れなどが、ごちゃごちゃ入っていましたが、でも、ところどころ、白い物がきらきら光っています。それは、太いうなぎのはらや、大きなきすのはらでした。兵十は、びくの中へ、そのうなぎやきすを、ごみといっしょにぶちこみました。そして、また、ふくろの口をしばって、水の中へ入れました。
 兵十は、それから、びくを持って川から上がり、びくを土手に置いといて、何をさがしにか、川上の方へかけていきました。
 兵十がいなくなると、ごんはぴょいと草の中から飛び出して、びくのそばへかけつけました。ちょいと、いたずらがしたくなったのです。ごんは、びくの中の魚をつかみ出しては、はりきりあみのかかっている所より下手の川の中をめがけて、ぽんぽん投げこみました。どの魚も、トボンと音を立てながら、にごった水の中にもぐりこみました。
 いちばんしまいに、太いうなぎをつかみにかかりましたが、なにしろぬるぬるとすべりぬけるので、手ではつかめません。ごんは、じれったくなって、頭をびくの中につっこんでうなぎの頭を口にくわえました。うなぎは、キュッといって、ごんの首へまき付きました。そのとたんに兵十が、向こうから、
「うわあ、ぬすっとぎつねめ。」 とどなりたてました。ごんはびっくりして飛び上がりました。うなぎをふりすててにげようとしましたが、うなぎは、ごんの首にまき付いたままはなれません。ごんは、そのまま横っ飛びに飛び出して、一生けんめいににげていきました。
 ほらあな近くのはんの木の下でふり返ってみましたが、兵十は追っかけては来ませんでした。
 ごんはほっとして、うなぎの頭をかみくだき、やっと外して、あなの外の草の葉の上にのせておきました。


ごんぎつね-2-
 十日ほどたって、ごんが弥助というお百姓のうちのうらを通りかかりますと、そこのいちじくの木のかげで、弥助の家内が、お歯黒を付けていました。かじ屋の新兵衛のうちのうらを通ると、新兵衛の家内が、かみをすいていました。
 ごんは、「ふふん、村に何かあるんだな。」と思いました。「なんだろう、秋祭りかな。祭りなら、たいこや笛の音がしそうなものだ。それに第一、お宮にのぼりが立つはずだが。」こんなことを考えながらやってきますと、いつの間にか、表に赤いいどのある兵十のうちの前へ来ました。
 その小さなこわれかけた家の中には、大ぜいの人が集まっていました。よそ行きの着物を着てこしに手ぬぐいを下げたりした女たちが、表のかまどで火をたいていま す。大きななべの中では、何かぐずぐずにえていました。
 「ああ、そう式だ。」と、ごんは思いました。
 「兵十のうちのだれが死んだんだろう。」お昼がすぎると、ごんは、村の墓地(ぼち)へ行って、六地蔵(ろくじぞう)さんのかげにかくれていました。
 いいお天気で、遠く向こうには、お城の屋根がわらが光っています。墓地には、ひがん花が、赤いきれのようにさき続いていました。
 と、村の方から、カーン、カーンと、そう式の出る合図です。やがて、白い着物を着たそう列の者たちがやってくるのが、ちらちら見え始めました。話し声も近くなりました。そう列は、墓地へ入ってきました。人々が通ったあとには、ひがん花がふみ折られていました。
 ごんは、のび上がって見ました。兵十が、白いかみしもを着けて、位はいをささげています。いつもは、赤いさつまいもみたいな元気のいい顔が、今日はなんだかしおれていました。
 「ははん、死んだのは、兵十のおっかあだ。」ごんは、そう思いながら頭を引っこめました。
 そのばん、ごんは、あなの中で考えました。「兵十のおっかあは、とこについていて、うなぎが食べたいと言ったにちがいない。それで、兵十が、はりきりあみを持ち出したんだ。ところが、わしがいたずらをして、うなぎを取ってきてしまった。だから、兵十は、おっかあにうなぎを食べさせることができなかった。そのまま、おっかあは、死んじゃったにちがいない。ああ、うなぎが食べたい、うなぎが食べたいと思いながら死んだんだろう。ちょっ、あんないたずらしなけりゃよかった。」
 兵十が、赤いいどの所で麦をといでいました。兵十は、今までおっかあと二人きりで、まずしいくらしをしていたもので、おっかあが死んでしまっては、もうひとりぼっちでした。
「おれと同じ、ひとりぼっちの兵十か。」こちらの物置の後ろから見ていたごんは、そう思いました。
 ごんは、物置のそばをはなれて、向こうへ行きかけますと、どこかでいわしを売る声がします。
 「いわしの安売りだあい。生きのいい、いわしだあい。」ごんは、そのいせいのいい声のする方へ走っていきました。
 と、弥助のおかみさんが、うら戸口から、「いわしをおくれ。」と言いました。 いわし売りは、いわしのかごを積んだ車を道ばたに置いて、ぴかぴか光るいわしを両手でつかんで、弥助のうちの中へ持って入りました。
 ごんは、そのすき間に、かごの中から五、六ぴきのいわしをつかみ出して、もと来た方へかけだしました。そして、兵十のうちのうら口から、うちの中へいわしを投げこんで、あなへ向かってかけもどりました。とちゅうの坂の上でふり返ってみますと、兵十がまだ、いどの所で麦をといでいるのが小さく見えました。
 ごんは、うなぎのつぐないに、まず一つ、いいことをしたと思いました。
 次の日には、ごんは山でくりをどっさり拾って、それをかかえて兵十のうちに行きました。うら口からのぞいてみますと、兵十は、昼飯を食べかけて、茶わんを持ったまま、ぼんやりと考えこんでいました。
 変なことには、兵十のほっぺたに、かすりきずが付いています。どうしたんだろうと、ごんが思っていますと、兵十がひとり言を言いました。「いったい、だれが、いわしなんかを、おれのうちへほうりこんでいったんだろう。おかげでおれは、ぬすびとと思われて、いわし屋のやつにひどい目にあわされた。」と、ぶつぶつ言っています。
 ごんは、これはしまったと思いました。「かわいそうに兵十は、いわし屋にぶんなぐられて、あんなきずまで付けられたのか。」ごんはこう思いながら、そっと物置の方へ回って、その入り口にくりを置いて帰りました。
 次の日も、その次の日も、ごんは、くりを拾っては兵十のうちへ持ってきてやりました。その次の日には、くりばかりでなく、松たけも二、三本、持っていきました。 月のいいばんでした。ごんは、ぶらぶら遊びに出かけました。中山様のお城の下を通って、少し行くと、細い道の向こうから、だれか来るようです。話し声が聞こえます。チンチロリン、チンチロリンと、松虫が鳴いています。
 ごんは、道のかた側にかくれて、じっとしていました。話し声は、だんだん近くなりました。それは、兵十と、加助(かすけ)というお百姓でした。
 「そうそう、なあ、加助。」と、兵十が言いました。
 「ああん。」
 「おれあ、このごろ、とても不思議なことがあるんだ。」
 「何が。」
 「おっかあが死んでからは、だれだか知らんが、おれにくりや松たけなんかを、毎日毎日くれるんだよ。」
 「ふうん、だれが。」
 「それが分からんのだよ。おれの知らんうちに置いていくんだ。」
 ごんは、二人の後をつけていきました。
 「ほんとかい。」
 「ほんとだとも。うそと思うなら、あした見に来いよ。そのくりを見せてやるよ。」
 「へえ、変なこともあるもんだなあ。」
 それなり、二人はだまって歩いていきました。
 加助がひょいと後ろを見ました。ごんはびくっとして、小さくなって立ち止まりました。加助は、ごんには気がつかないで、そのままさっさと歩きました。
 吉兵衛(きちべえ)というお百姓のうちまで来ると、二人はそこへ入っていきました。ポンポンポンポンと、木魚の音がしています。まどのしょうじに明かりが差していて、大きなぼうず頭がうつって、動いていました。
 ごんは、「お念仏があるんだな。」と思いながら、いどのそばにしゃがんでいました。しばらくすると、また、三人ほど人が連れ立って、吉兵衛のうちへ入っていきました。おきょうを読む声が聞こえてきました。
 ごんは、お念仏がすむまで、いどのそばにしゃがんでいました。兵十と加助は、またいっしょに帰っていきます。ごんは、二人の話を聞こうと思って、ついていきました。兵十のかげぼうしをふみふみ行きました。お城の前まで来たとき、加助が言いだしました。
 「さっきの話は、きっと、そりゃ、神様のしわざだぞ。」
 「えっ。」、兵十はびっくりして、加助の顔を見ました。
 「おれはあれからずっと考えていたが、どうもそりゃ、人間じゃない、神様だ。神様が、おまえがたった一人になったのをあわれに思わっしゃって、いろんな物をめぐんでくださるんだよ。」
 「そうかなあ。」
 「そうだとも。だから、毎日、神様にお礼を言うがいいよ。」
 「うん。」
 ごんは、「へえ、こいつはつまらないな。」と思いました。
 「おれがくりや松たけを持っていってやるのに、そのおれにはお礼を言わないで、神様にお礼を言うんじゃあ、おれは引き合わないなあ。」
 その明くる日も、ごんはくりを持って、兵十のうちへ出かけました。兵十は、物置でなわをなっていました。
 それで、ごんは、うちのうら口から、こっそり中へ入りました。そのとき兵十は、ふと顔を上げました。
 と、きつねがうちの中へ入ったではありませんか。こないだ、うなぎをぬすみやがったあのごんぎつねめが、またいたずらをしに来たな。
「ようし。」兵十は立ち上がって、なやにかけてある火なわじゅうを取って、火薬をつめました。そして、足音をしのばせて近よって、今、戸口を出ようとするごんを、ドンとうちました。
 ごんは、ばたりとたおれました。 
 兵十はかけよってきました。うちの中を見ると、土間にくりが固めて置いてあるのが、目につきました。
「おや。」と、兵十はびっくりして、ごんに目を落としました。
「ごん、おまい(おまえ)だったのか、いつも、くりをくれたのは。」ごんは、ぐったりと目をつぶったまま、うなずきました。
 兵十は、ひなわじゅうをばたりと取り落としました。青いけむりが、まだつつ口から細く出ていました。
posted by りんりん at 15:51| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 林日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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